車で映画を鑑賞するシアターイベント「第4回北見ドライブイン映画祭」が9月23日・24日、「イオン北見店」(北見市北進町1)の第2駐車場で開かれた。
「コロナ禍でサブスクが普及した現代だからこそ、映画鑑賞を通じて大人になった時に『発信したい』と思えるような誇らしいリアル体験を子どもたちに経験してもらえたら」と2020年から毎年開催している同イベント。今回は2022年公開の3Dアニメーション映画「ミニオンズフィーバー」を上映。升席30人、車80台の来場者が映画を楽しんだ。
会場には実行委員会による飲食出店ブースのほか、「ドラゴンキッチン」「たこ焼きたべるべ」など5台のキッチンカーが出店。キッズエリアには「エアー遊具」「フロアカーリング」「子ども縁日」などを用意し、映画鑑賞者以外にも入場無料で開放した。
当日は、同市内から北見タマネギのキャラクター「きーたん」、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)から「ミニオン」2体が来場。記念撮影を楽しんだ来場者からは「かわいい」「映画の中から飛び出してきたみたい」などと歓声が上がった。
実行委員長の渡辺主人さんは「今年はUSJからミニオンズが来てくれたので、子どもたちの思い出に残る映画祭になっていればうれしい」と期待を込める。
事務局長の松浦世裕さんは「未来の映画ファンと日本映画のため、北見で新しい文化を一緒に作っていけたら」と話す。「この映画祭が北見市の文化として根付き、魅力の一つになれるように目指していきたい」とも。