北見市立中央図書館(北見市泉町1、TEL.0157-23-6152)で11月25日、「遺言セミナー」が開かれる。
遺言書について知ってもらう機会になればと釧路地方法務局北見支局が主催する同講演。当日は北見公証役場(大通西2)の公証人・高橋誠さん(高ははしごだか)が「相続と遺言-公正証書遺言と公証役場の役割について(安心な老後のために)-」の講演を行うほか、自筆された遺言書を法務局が保管する「自筆証書遺言書保管制度」について法務局職員が講話する。
講演後には自筆証書遺言書の作成体験会も行う。同館奉仕係長で司書の川畑恵美さんは「遺言は15歳から残すことができるものなので、年齢を問わず興味のある方は。ぜひ参加してもらえたら」と話す。
2018(平成30)年に同館が主催した「遺言書の書き方講座」には60人以上の参加があった。川畑さんは「『終活』は死ぬことを考える活動ではなく、最後まで自分らしく生きるためにどうするかを考える活動。当講演をきっかけに改めて自分の生き方を見直すきっかけになれば」と来場を呼びかける。
当日は同館に蔵書する遺言関係の書籍を展示する予定。
開催時間は13時~15時30分。事前予約制。参加無料。