毎年恒例の「第25回2024北見厳寒の焼き肉まつり」が2月9日、北見芸術文化ホール(北見市泉町1)駐車場特設会場で開催された。
北見の「寒さ」と「焼き肉好き」をアピールしようと、転勤族の発案で始まった同イベント。昨年はコロナ禍もあり規模を縮小して1000人規模で開催したが、今年は例年通り、約2000人分のチケットを販売したところ発売初日に完売した。
当日は氷点下10度の屋外で七輪を囲み、来場者はサガリ、豚肩ロース、ホルモンを中心に焼き肉を楽しんだ。会場では、北見と同じ「焼き肉のまち」として知られる長野県飯田市出身のものまね芸人ニッチローさんがゲストとして登壇したほか、厳寒カラオケ選手権、ユーチューバー「バリ3TV」による「DJショー」が行われ盛り上がりを見せた。
埼玉から訪れた野部勇真さんは「人生で初めて経験した気温だった。自分が考える最大の寒さ対策を行ったが、それでも寒かった」と話す。実行委員長の山本英和さんは「昨年は規模を縮小したが、やっとコロナ禍前に戻り2000人と七輪を囲むことができ本当にうれしい」と話す。