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北見駅南多目的広場で「北見冬まつり」 雪山・雪像の準備着々

雪像制作初日の様子。2.5メートル四方の雪像を5日間で制作する。

雪像制作初日の様子。2.5メートル四方の雪像を5日間で制作する。

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 北見駅南多目的広場(北見市泉町1)で2月10日・11日、「第54回北見冬まつり」が開かれる。

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 「雪はともだち」をテーマに毎年2月上旬に開催する同イベント。コロナ禍で2020年から3年間中止になっていたが、コロナ禍が落ち着いたことで昨年、再開した。

 「寒さを忘れて冬のひとときを楽しんでもらえたら」と冬の北見ならではの催しを用意する。「雪山の滑り台」「雪像」「ミニカーリング体験コーナー」「冬キャンプ展示コーナー」などを常設展示するほか、今年は軽トラックの荷台にサウナ室を設けた「サウナカー」でのサウナ体験、松浦板金工業所(豊地)が開発した家庭向けの焼き肉専用小屋「焼き肉ハウス」の展示を行う。

 グルメコーナーには市民活動団体「オホーツクブルーラグビーフットボールクラブジュニア」とキッチンカー7台が出店を予定する他、氷で作ったカウンターでドリンクを提供する「アイスバー」を設置。アルコールメニュー「ホットチョコミント」「ホットクーニャン」、ノンアルコールメニュー「ホットカシスウーロン」「ホットイチゴミルク」などを提供する(アルコール=500円、ノンアルコール=300円)。

 会場ステージではNHK「テレビ体操」に出演する岡本美佳さんを招いて行う「耐寒ラジオ体操」や「キャンディーまき」、ダンスや大道芸などのパフォーマンスを披露する。

 当日は無料サービスとして「北見バーテンダー協会」がホットジュースを、「北見ホテル旅館組合」が「オホーツクミントティー」を日替わりで提供する。

 当日に向けて雪像制作を行う北見青年会議所アカデミー委員会委員長の藤田靖幸さんは「雪像制作は新入会員が中心となって行う伝統行事。今年は委員会メンバー5人、オホーツク北見学生連合の有志5人が参加している。漫画『ワンピース』に登場する船『サウザンドサニー号』を作るので、完成品を見に来てもらえたら」と話す。

 アカデミー委員会の井平由美さんは「人生初の雪像制作。作業は大変だが頑張って完成させたい」と話し、後藤嘉之さんは「雪像で市民の皆さんに元気を届けたい」と意気込む。

 北見市商工観光部観光振興室観光振興課の伊藤優夏さんは「子どもも大人も楽しめるイベント。飲食も昨年より充実しているので、ぜひ遊びに来ていただけたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は9時30分~16時(10日はアイスバーのみ20時まで)。入場無料。協賛事業の「第5回2024北見厳寒の焼き肉まつり」は9日、「第25回北見雪合戦大会」は10日・11日、同会場近くの特設会場で行う。

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