北見市地域おこし協力隊「カーリングサポート隊」が2月16日、北見市立高栄小学校(北見市高栄町9)で活動内容やカーリング普及に関する講演を行った。
4年生の総合学習「きたみ自慢」の活動でカーリングについて調べ学習を行っていた同校。カーリング普及に携わる人の思いを知る機会になればと、同隊に協力を依頼した。
講演を行ったのは、2021年8月から北見市地域おこし協力隊として活動する上地雄大さん。沖縄県出身。昨年6月にロコ・ソラーレを講師に招いて開いた「沖縄県で初のカーリング体験会」や、カーリングサポート隊のインスタグラム・ウェブサイト「北見カーリングナビ」を使った周知活動などについて講演した。
授業に参加した遠藤結愛さんは「隊の活動はカーリング授業の補助だけだと思っていたが、北見以外でも普及活動をしていて、すごいと思った」と話し、荒澤心優さんは「上地さんの作っているフリーペーパーの名前が『めんそーれ』という沖縄の方言を使っていていいなと思った。今後は日本だけでなく、海外でもカーリングを広めてほしい」と話す。
上地さんは「沖縄県でカーリング体験会する際、河西建設(花月町)にストーンを借りた。カーリング体験会ができたのは北見市にある会社のおかげだということを児童に伝えられて良かった」と振り返る。「授業をきっかけに家族や友人とカーリングを始め、将来的には競技としてカーリングを続けてくれたら」と期待を込める。