北見の旅館「大江本家」(北見市留辺蘂町温根湯温泉)が4月27日、男性サウナをリニューアルした。
同館は1899(明治32)年創業。部屋は和室や和洋室、洋室など全174室ある。温泉は加温、加水、ろ過、循環などを一切していない100%源泉かけ流しで、内風呂はジャグジーバスや打たせ湯、寝湯など浴槽の種類が豊富なのが特徴。
サウナはこれまで最大8人だったが、ミストサウナのスペースをなくし最大16人が入ることができるように拡張した。サウナ好きに人気のサウナストーブ「iki(イキ)」のロウリュサウナを新たに設置。ロウリュとは、サウナストーンに水をかけ、熱い蒸気を発生させるフィンランド式サウナのことで、体感温度を上げて発汗を促す効果があるという。サウナの温度は90℃、水風呂は16℃に設定。宿泊のほか日帰り入浴でも利用できる。
総務部長の大江知太朗さんは「サウナをきっかけに温根湯温泉エリアを盛り上げたい」と話し、「川がすぐそばにあるので、せせらぎを聞きながらととのってほしい」とも。
営業時間は14時~22時。温泉施設の入館料は、大人=1,200円、子ども=500円。