イタリアンバル「BISTRO CAPRICE(ビストロ カプリス)」(北見市北4条西3)が3月24日、狸小路名店街にオープンした。
店舗面積は14坪。席数はカウンター8席、半個室のテーブル8席の計16席。店内中央にオープンキッチンを設置し、カウンター席では調理のライブ感や店主との会話が楽しめるようにした。
店主は北見市出身の平野祐也さん。小さい頃から調理に携わる仕事をしたいという思いがあり、高校卒業後、北海道中央調理技術専門学校に進学。調理師科の1年間の短期カリキュラムで調理の知識や技術を学んだ。卒業後は北見に戻り、調理師やパティシエとして10年以上料理に携わる仕事に就き続ける。そうした中、次のキャリアアップを考えた際に上司から「せっかくなら自分の店を出してみては」と背中を押されて開業を決意した。
メニューは、「真ダコのカルパッチョ」(860円)、「ツブ貝の香草バター焼き」(950円)、「エビとマッシュルームのアヒージョ」(850円)、「牛ミスジの赤ワイン煮込み」(1,880円)、「ボロネーゼ(ペンネ)」(1,380円)、「本日のデザート」(600円)など。パティシエとして洋菓子店に勤務した経験を生かして、デザートのケーキは全て手作りしている。
アルコールメニューは、10種類以上の国産ワインと15種類以上のカクテルサワーや果実酒をラインアップ。今後は北見産ワインの提供も予定している。
隠れ家的な落ち着いた雰囲気を大切にしているという平野さん。「敷居が高く感じるビストロをさまざまなシーンで気軽に利用してもらえれば」と話す。「店名の『カプリス』はフランス語で『気まぐれ』という意味。今後はグランドメニュー以外の季節限定メニューも考案している。店名のように何度来ても飽きない店にできたら」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~23時。日曜、第2・4月曜定休。