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北見の麺専門食堂「ツムグ・ラボ」が3周年 オホーツク産小麦100%使う

「ツムグ・ラボ」を発案した専務の津村千恵さん

「ツムグ・ラボ」を発案した専務の津村千恵さん

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 北見の麺専門食堂「TUMUGU Labo(ツムグ・ラボ)」(北見市豊地)が4月10日で3周年を迎えた。

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 北海道産小麦にこだわった生麺の製造販売を手がけるツムラ(豊地)が経営する同店。同社は1949(昭和24)年の創業以来、北見で製麺業を営んできたが、会社の周囲にランチを提供する飲食店が少なく社員が昼休憩を取りづらいことを苦慮していた。そうした折、専務の津村千恵さんが「地域開放型の社員食堂という位置付けで食堂を開いたら社員が昼食を取れるだけでなく地域住民とのコミュニティースペースになるのでは」と発案し、2019(平成31)年、同社敷地内に店を構えた。

 店舗面積は約12坪で、席数はカウンター4席、テーブル12席の計16席。メニューは、とり天3枚といなりずし、日替わり小鉢とドリンクをセットにした「らぼセット(ひやむぎ・うどん)」(1,100円)など、オホーツク産小麦100%の麺類を使ったグランドメニュー20種類以上を用意。「豆乳だしうどん」(990)円や「豚きのこせいろ」(968円)などの季節限定メニューも。イートインで提供するほか、テイクアウトや生麺商品の販売も行う。

 「これまで当社製品を購入いただいた方から感想を頂く機会はあまりなかったが、食堂を始めて『おいしかった』『ありがとう』の声を直接頂けるようになった。こうした感想を元に、より良い店作りや新商品の開発ができたら」と津村さん。「これからも当社の麺の『おいしい』を通じて、社員、生産者、地域住民の皆さんの幸せを紡いでいけたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~16時(食事提供は11時~14時)。土曜・日曜・祝日定休。

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