北見市は6月8日、新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報やコロナ関連施策情報を発信するため「北見市LINE公式アカウント」を開設した。

　市はこれまでもホームページ、メール配信システム「メール＠きたみ」、町内会を通じで配布する「広報きたみ」などを通じて情報を発信してきたが、「幅広い世代が利用している媒体を活用することで、より手軽に情報を受け取れるようになれば」と新たにLINEを発信ツールとして採用した。

　同アカウントを友だち登録すると、トーク画面のメニューから「ワクチン接種予約」「ワクチン接種関連情報」「コロナ関連情報」を選択できるようになる。「ワクチン接種予約」からは集団接種会場でのネット予約が24時間いつでも登録できるほか、電話予約の番号案内や予約受付中の医療機関の一覧が確認できる。「ワクチン接種関連情報」「コロナ関連情報確認」では4回目接種に関する情報や予防接種証明書の案内、市内の新型コロナウイルス接種状況の最新情報、市の主な支援策などが確認できる。

　「近日中に『17歳以下のワクチン接種予約状況』の情報発信を予定している」と話すのは保健福祉部新型コロナウイルスワクチン接種推進室管理課の日野将徳さん。「LINEは幅広い世代に身近なソーシャルメディアなので、市のコロナウイルスに関する取り組みを知ってもらうきっかけになれば」とも。管理係長の市村典子さんは「見やすくて使いやすいメニュー画面になっているので、多くの方に使ってもらい、ワクチン接種を検討してもらえたら」と話す。

　スマートフォンやパソコンからLINEアプリをダウンロード後、友だち追加画面で「北見市」公式アカウントを検索して登録する。アカウントIDは「@kitami-line」。