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北見の「羊屋鮮肉」が1周年 希少な北海道産羊肉を一頭買いで提供

店主の進藤秀亮さん

店主の進藤秀亮さん

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 北見の「羊屋鮮肉(ひつじやせんにく)」(北見市北1条西2)が12月1日で1周年を迎えた。

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 北見駅前の商店街にある同店。35坪の店内にカウンター8席、テーブル5卓22席を用意し、七輪とスリット状の穴が空いた「ジンギスカン鍋」を使った焼き肉スタイルで羊肉を提供する。

 メインメニューは仕入れによって月齢や品種が変わる道産羊肉「本日の羊肉」(盛り合わせ1,880円、モモ1,780円、サーロイン1,980円)。羊牧場5カ所から一頭買いで仕入れた羊肉を冷凍・解凍せず生の状態で提供している。「鮮度にこだわるため、全て注文を受けてから手切りしている」と店主の進藤秀亮さん。

 海外産羊肉は「オーストラリア産生マトン」(サーロイン1,280円他)と「オーストラリア産生ラム」(モモ980円)を用意。「輸送時間の短い空輸を使って仕入れることで、生でも羊の臭みを抑えて提供できるよう工夫している」という。

 進藤さんは札幌の北海学園大学経済学部在学中、アルバイト先のジンギスカン店で羊肉のおいしさを知る。卒業後はアルバイト先のジンギスカン店に就職し、在学中と合わせて7年間勤務。その後、2021年9月に勤務先を退職して今回、家族の協力を得て同店オープンに至った。

 オープンのきっかけについて、進藤さんは「勤め先は観光のお客さまが多い店だったので、地元の人とゆっくり話せる店を自分で始めたいと思った」と話す。「北見は『焼き肉のまち』といわれているがジンギスカン専門店は少ない。たくさんの人に羊肉のおいしさを知ってもらえたら」とも。

 「育った牧場や月齢によって味が違うのも羊肉の楽しみの一つ」と進藤さん。「当店では月に3~4頭の羊をローテーションで仕入れている。仕入れの度にメニュー表を変更しているので、味の違いを確かめてもらえたら」と来店を呼びかける。

 12月1日~30日は周年イベントとして5,000円飲食ごとに1枚1,000円のクーポン券を進呈する。先着400枚。

 営業時間は17時30分~22時。火曜、第1・第3月曜定休。

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