北見に中華料理店「Sin(しん)」(北見市北3条西2)がオープンして3月1日で1カ月がたった。
ラーメン店だった内装を生かした店内に、カウンター14席を用意。店主の原田武さんは「独立を考えていたタイミングで良い物件に出合えた。近隣に宿泊施設が多いので、北見市民だけでなく出張で北見に来たビジネスマンにも来店してもらえたら」と話す。
北見市出身の原田さん。札幌市内の調理師専門学校を卒業後、約13年半、札幌市と紋別市で中華料理の調理に従事する。2013(平成25)年に北見にUターンして「黒部ホテル」(北7条西1)と「瀋陽飯店(しんようはんてん)」(北3条西3)に勤務した後、「自分の店を持つ」というかねての夢をかなえるため、2月1日、同店を開いた。
メニューはしびれるような辛さとさわやかな香りが特徴の香辛料「花椒(ホアジャオ)」を提供前にミルでひく「四川麻婆豆腐」や、中国産の調味料「鎮江香酢(ちんこうこうず)」を使った甘酸っぱい味付けが特徴の「大きい肉の酢豚」(以上950円)、パクチー入りの「Sin特製ソース」を使った「油淋鶏(ユーリンチー)」(900円)など。
「今後は旬の食材を使った季節感のある中華メニューも提供していきたい」と原田さん。「ありがたいことに、この1カ月で何度も足を運んでくれる常連のお客さまもできた。たくさんの方に当店の中華を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は17時~24時(金曜・土曜は翌2時まで)。日曜定休。