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北見でごみ拾いイベント「ごみフェス」 仲間と楽しみながら市内巡回

平塚拓哉さん(左)と仲野寿代さん

平塚拓哉さん(左)と仲野寿代さん

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 ごみ拾いイベント「ごみフェス in 北見」が5月3日、北見市内で行われる。

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 同イベントはごみ清掃員でお笑い芸人の滝沢秀一さんが立ち上げたコミュニティー「滝沢ごみクラブ」の活動の一環として、同市に住む有志が独自に企画した。当日は3チームに分かれて市民会館(北見市常盤町2)駐車場を出発し、約1時間かけて周辺のごみ拾いを行う。

 「一般参加も大歓迎。道具(トング、ごみ袋)はこちらで用意するので気軽に参加してもらえたら」と話すのは、一般社団法人シマエナガの代表、平塚拓哉さん。

 遺品整理業の中で培った「分別」の技術を社会貢献に生かしたいと考え、昨年の「ごみの日(5月30日)」に市内の放課後等デイサービスや就労支援事業所に声をかけてごみ拾いを行った平塚さん。今年も活動を続けたいと考えていたときに、自身が参加している「滝沢ごみクラブ」が「ごみフェス」を行うことを知り、「ごみフェスの認知向上につながれば」と同じ市内在住のクラブメンバー仲野寿代さんに声をかけて同イベントを企画した。

 平塚さんは「活動している様子を見た市民の方に『ごみ拾いをしてみようかな』と思ってもらえたらうれしい」と話す。「ごみに対する意識改善や再利用の促進で、ありとあらゆる『ごみ』を減らしていきたい」と意気込みを見せる。

 「ごみフェスは5月3日~30日、『ごみを通じて人と、社会と、絆をつなぐ』イベント」と仲野さん。「ごみ拾いで市内を歩いてみると、1時間で30リットルのごみ袋がいっぱいになることもある。一人でごみ拾いをするのはハードルが高いという人は、まずは仲間と楽しみながら活動してもらえたら」と参加を呼びかける。

 参加を予定している明治安田生命釧路支社北見営業所の横戸了一さんは「当社では『地元の元気プロジェクト』として社会貢献活動を通じて地域社会との絆を深める取り組みを実施している。皆さんと一緒にイベントを楽しみたい」と話す。

 開催時間は10時~。事前登録はフェイスブックで受け付ける。雨天中止。

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