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清掃・リサイクル啓発活動「北見クリーン作戦」 26団体100人超参加

パラボ前で清掃活動する様子

パラボ前で清掃活動する様子

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 資源ごみ散乱防止とリサイクルの推進を目的とした啓発・清掃活動「北見クリーン作戦」が5月30日、北見市内で行われた。

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 北見クリーン作戦は、北海道を中心に1980(昭和55)年から行われている「北海道クリーン作戦」の目的に沿い、地域住民や関係団体・行政が一体となって清潔なまちづくりを進めるための啓発・清掃・回収活動。同市では1983(昭和58)年から継続して同活動を行っており、昨年の運動推進期間(4月~10月)には16団体、約3900人が参加した。

 北見駅前の環境広場で行われた開会式・表彰式には26団体、100人以上が参加。昨年の活動を表彰された社会福祉協議会の五十嵐俊啓会長は「北見のような雪国では雪解け後にたくさんのごみが出てくる。個人が家族に、家族が周りに声をかけて意識を広げていかなければならない」と話し、「皆さまにはぜひ清掃活動を継続していただきたい」と呼びかけた。

 表彰式の後、「清掃活動」チームは北見駅前・中央大通・学園通・銀座通・国道区域内を約40分かけて清掃。「街頭啓発」チームはパラボ前・北見駅前・イオン北見店前・イトーヨーカ堂北見店前、コープさっぽろみわ店前で「ストップポイ捨て」のレッテルが入ったポケットティッシュを配布した。

 同活動に20年以上参加している「国際ソロプチミスト 北見みんと」の山本のぎ子さんは「啓発活動を見た人の意識が変わることで、きれいな街に対する意識が『草の根』のように広がっていけばうれしい」と話す。

 北見市市民環境部環境課の大美宏翔さんは「清掃・街頭啓発活動は『みんなで力を合わせて街を汚さない』というモラル向上のために行っている。本年度は清掃活動の人数を増やしたので、活動を目にした人の意識改善や清潔なまちづくりにつながれば」と期待を込める。

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