「第47回北地区サマーフェスティバル」が7月29日、美芳公園(北見市美芳町4)で開催された。
1976(昭和51)年に北地区青少年健全育成推進会の設立をきっかけに始まったイベント。コロナ禍で2020年から中止を余儀なくされたが、感染拡大が落ち着いた今年は4年ぶりの開催となった。
7年前の2016(平成28)年の同イベントで「5年後の自分に手紙を書く」をテーマに小学生ら約60人がタイムカプセルを埋め、2021年に開封予定だったが2年延期して、今回、開封式を行った。埋められていた「タイムカプセル」と書かれたケースを掘り起こすと、中は水浸しだったが、手紙を一枚一枚丁寧に取り出し本人らに手渡した。
参加した高校2年の女子生徒は「懐かしい友達の名前を思い出すことができたし、実際に同級生と会うことができて楽しかった」と話していた。
実行委員会会長の今野三郎さんは「4年ぶりに開催できて良かった。長年継続してきたフェスティバルを来年以降も開催したい」と話す。