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北見商科高等専修学校とオホーツクキッズ、フライングディスクの全国大会出場へ

フライングディスクディスク部「NEXUS(ネクサス)」

フライングディスクディスク部「NEXUS(ネクサス)」

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 栗原学園北見商科高等専修学校(北見市常盤町3)のフライングディスク部「NEXUS(ネクサス)」と陸上競技クラブ「オホーツクキッズ」が、11月に開催される「第10回全国ユースアルティメット選手権大会」に出場する。

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 フライングディスクはアメリカ発祥のスポーツで、種目「アルティメット」はフィールド内でディスクをパスしながら相手陣地の端にあるエンドゾーンに運んで得点を競う団体競技。通常は7人制の競技だが、同大会では5人制の試合形式で行う。

 2017(平成29)年に発足した同部。現在は男子7人、女子6人の計13人で活動しており、男子は「高校生オープン部門」、女子は「中高校生ウィメン部門」に、それぞれ出場する。

 2019年の全国大会では初出場3位入賞、昨年2度目の出場で準優勝を果たしている同部。チームリーダーで3年生の米澤綺羅さんは「チームスポーツなので、試合以外の日常生活でもメンバー同士でたくさん会話をしてコミュニケーションを取るよう心がけている」と話し、「昨年は緊張して活躍できない場面があったので、今年はプレッシャーに負けず全国優勝したい」と意気込む。

 「小学生高学年オープン部門」に初出場する陸上競技クラブ「オホーツクキッズ」は、10人のメンバーが「ULTIMATチーム」として陸上競技のノウハウを生かしながら日本一を目指している。リーダーを務める小学6年の中村弥斗さんは「チームメンバーが次にどこに動きたいかを考えながらプレーするのが難しいが、得点してみんなとハイタッチして絆を深められるのが楽しい」と話す。「初出場の全国大会で、優勝を狙って頑張りたい」とも。

 プロリーグ在籍後、同校に保健体育教諭として着任したことをきっかけに同部を立ち上げたコーチの佐藤貴志さんは「アルティメットは円盤が風の抵抗を受けやすいので、投げる方向や傾きを考えるのが面白さの一つ。両チームの全国大会出場が、アルティメット競技の魅力発信と競技人口の増加につながればうれしい」と話す。「全国大会は同年代と試合ができる貴重な機会なので、優勝目指して思いきりプレーしてほしい」と期待を込める。

 全国大会は11月18日、東京都福生市内で開催。

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