北海道北見北斗高校近くの緑園通にあるカフェ「GREEN CAFE(グリーンカフェ)」(北見市北斗町2)が12月1日で5周年を迎える。
「安らぎや癒やし、そしてほんの少しの『わくわく』を子どもの頃のように感じることができる『家でも職場でもない特別な場所』」をコンセプトにした同店。1階にテーブル9卓22席、2階にキッズスペース完備の貸し切りルーム10席(3部制、要予約)の計32席を用意する。
ランチメニューは、ハンバーグ・エビフライ・ローストビーフ・チキングリルなどを盛り合わせて「大人のお子さまランチ」をイメージした「グリーンカフェランチディッシュ」(1,590円、1日10食限定)や、ターメリックライスにタンドリーチキンをのせたニューヨーク発祥の屋台飯「チキンオーバーライスディッシュ」(1,390円)などを提供する。
カフェメニューは、3種の生地とクリームを使った「生カヌレ食べ比べセット」(950円)や、3段のティースタンドにスイーツ・軽食などをのせた月替わりの「アフタヌーンティープラン」(1人2,980円、要予約)、自家焙煎(ばいせん)の深いり豆を使ったラテアート付き「カフェラテ」(550円)などが人気だという。
店主は北見出身の小山内恭平さん。札幌市内の大学を卒業後、北見にUターン就職を決めた小山内さん。20代前半に同店の前身である「.has cafe(ハスカフェ)」で店長を任され、カフェでの仕事の楽しさを実感し始めたころにハスカフェの閉店が決まり、「いつか自分の店を持つ」というかねての夢をかなえるため一念発起。店舗を買い取り同店オープンにこぎ着けた。
小山内さんは「友達同士で利用したり、ランチ用の弁当をテイクアウトしたり、居酒屋のように食事とアルコールを楽しんだり、お客さまの目的に合わせて自由に利用いただけたら」と話す。「『おいしかったよ』『また来るね』『店長に会いにきたよ』とお客さまに声をかけていただけると励みになる。シフトがある日にはできるだけ店に立つようにしているので、気軽に声をかけてもらえたら」とも。
「何年たってもお客さまから愛されるサードプレイス的な店を目指しながら、新しいことにも積極的にチャレンジしていきたい」と小山内さん。「先日、犬と過ごせるカフェイベントを開催したところ好評だった。今後はドッグカフェや夜カフェなど、新しいスタイルのカフェも北見で展開できたら」と意気込む。
営業時間は11時~21時。