テレビアニメ「道産子ギャルはなまらめんこい」を活用した観光プロモーション企画が5月15日、舞台の北見市で始まった。
同作品は北見市に引っ越してきた主人公・翼が個性豊かな「道産子ギャル」たちと出会い、高校生活を謳歌(おうか)する青春ラブコメディー。集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+」で隔週連載している原作の累計閲覧数は1.6億回を突破している。
同企画ではコラボキャンペーンとして、ヒロイン3人のオリジナルコースター3種類を用意。市外からの観光客向けにふるさと納税の電子クーポン「きたみe街ギフトKITANO」を使ったキャンペーンと、誰でも参加できる「聖地巡礼」の2つの事業を展開する。
「きたみe街ギフトKITANO」キャンペーンではふるさと納税の電子クーポン「きたみe街ギフトKITANO」を加盟店で1,000円以上使った人に、「冬木美波」「夏川怜奈」のうちいずれか一種のコースターを1人1枚進呈する。
「聖地巡礼」企画では、北見駅や東武イーストモール、パラボなど市内18カ所に設置したキャラクターパネル(等身大6カ所、ミニスタンディ12カ所)のいずれかを撮影して、北見市役所、北見市観光協会、北見ハッカ記念館・北見薄荷蒸溜(はっかじょうりゅう)館のうち1カ所に提示した人に「秋野沙友理」のコースターを進呈する。
アニメ放映後の反響について、同市商工観光部観光振興課の今村未来さんは「観光案内所を訪れた国内外の観光客から『アニメの舞台になった施設はどこですか』という質問を複数頂いている」と話す。「北見にはおいしいものがたくさんあるので、ぜひ現地に来てほしい」とも。
観光振興室ふるさと納税課の鯉渕千歳さんは「聖地巡礼の際にふるさと納税でお得に観光していただけたら」と話す。「配布対象になっている加盟店は現在73店舗。電子クーポンはスマートフォンから寄付に必要な情報を入力するだけですぐに発行できるので、旅先で活用してもらえたら」と呼びかける。
コースターは1店舗につき1種類を配布。なくなり次第終了。6月30日まで。