北見駅近辺の繁華街にあるダーツバー「FiLL（フィル）」(北見市北4条西3) が3月8日で1周年を迎える。

　白を基調とした店内にカウンター7席、テーブル11席、ダーツマシン2台を用意する同店。店主はダーツ歴14年の後藤嘉之さん。「ダーツのインストラクター経験を生かして、1回もダーツを投げたことがない人でも楽しめる雰囲気づくりを心がけている」と話す。「初心者のうちは人目が気になるという人も多いが、当店はダーツのプレースペースが客席から独立しているので、プレーの巧拙を気にせず楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

　ダーツバーの店主のほか、クラフト製品の職人でもある後藤さん。併設するレザークラフト工房では年間70以上の作品を製作している。「オープン当初はダーツバーを13時から営業していたが、現在は日中をレザー製品の制作時間に当て、19時からダーツバーを営業している」と話す。「二足のわらじでの活動は大変だが、完成した製品をお客さまに喜んでもらえるのがうれしいので続けられている」と笑顔を見せる。

　今後について、後藤さんは「北見から『面白い』を発信していけたら」と話す。「ありがたいことに、『ツイッターを見て来ました』と北海道各地から来店いただいている。今後はユーチューブや新規事業にも積極的にチャレンジして、当店がお客さま同士で知り合いの輪を広げる場所になれれば」と話す。

　ゲームプレー料は1ゲーム100円～（テーブルチャージ880円）。メニューは1時間投げ放題（テーブルチャージ込みソフトドリンク飲み放題付き）1,100円～、投げ飲み放題（120分メンズ3,500円、レディース2,500円）など。

　営業時間は19時～翌3時。日曜定休。3月4日に、1周年記念ハウストーナメントを予定。参加費は3,500円（昼食、ゲーム代込み。事前予約制）。