見る・遊ぶ 暮らす・働く

北見の介護福祉サービス会社が夏祭り 160人超が参加

当日の様子

当日の様子

  • 14

  •  

 北見の有料老人ホーム「ほほえみ館」やデイサービス「ほのぼの館」などを運営する北見福祉事業サービス(北見市東相内町)が7月22日、敷地内で夏祭りイベントを開いた。

[広告]

 今年で14回目になる同イベント。近年はコロナ禍で参加を利用者のみに限定していたが、「利用者の家族や地域の方にも楽しんでもらえたら」と規模を拡大して開くことを決めた。

 当日は職員が「焼き鳥」「焼きそば」などの縁日ブースを用意したほか、創作料理店「鳥の下僕(とりのしもべ)」(本町4)が「助六セット」を、キッチンカー「キタカラ」がクレープを、それぞれ販売した。

 ステージイベントではゲストとして留辺蘂(るべしべ)町の古舘水晶さんが民謡曲「ソーラン節」「出船音頭」など5曲を歌唱。日本郷土民謡三絃菅野孝山流雪山会の会主で三味線最高師範の菅野雪山さんが三味線を披露し、入居者・デイサービス利用者を中心に160人以上の参加者がイベントを楽しんだ。

 同施設に家族が入所する北見市在住の女性 は「コロナ禍の影響で会えない期間が長かったので、一緒に食事をしたり、楽しんでいる姿を見たりすることができて良かった」と話していた。

 同社の介護福祉士・向英司さんは「利用者がゲストステージや職員余興『マツケンサンバ』を楽しんでいる姿が印象的だった」と振り返る。「近年はコロナ禍で面会制限が続いていたが、利用者と家族が一緒に楽しめるイベントにできて良かった」とも。

 「今後も利用者の皆さまに楽しんでもらえて、職員も一緒に笑顔になれる企画を積極的に開催していきたい」と向さん。「介護職のマイナスイメージを払拭したい。利用者の皆さまの笑顔や当社の職員が生き生きと働く様子を見て、福祉を学ぶ学生や転職を検討している人が介護職に就くきっかけになれば」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース