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北見の劇団「ゲネラルプローベ」が自主公演 初のオリジナル脚本作を上演

出演メンバーの鈴木智也さん(左上)、西田陽さん(右上)、柴田慎之介さん(左下)、中島稔祈さん(右下)

出演メンバーの鈴木智也さん(左上)、西田陽さん(右上)、柴田慎之介さん(左下)、中島稔祈さん(右下)

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 北見の劇団「Generalprobe(ゲネラルプローベ)」が11月18日・19日、アトリエ動物園(北見市北4条東5、TEL 080-5413-5574)で第2回公演「ここにテキストを入力」を上演する。

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 今年3月に鈴木智也さんが旗上げした同劇団。現在の団員は主宰の鈴木さんのみで、決まった座組を持たず、演目ごとにキャスト・監督・音響照明など全てのメンバーを募る形式で公演を行っている。

 2回目の公演となる今回は、鈴木さんが劇団初となるオリジナル脚本を執筆した。「脚本が完成しないまま舞台当日を迎えた同劇団のメンバーが、稽古時間0秒で開演した舞台をどう乗り切るのか」というストーリーをキャスト4人が場面転換なしで演じるという。

 北見出身の鈴木さん。演劇部だった友達の影響で演劇に興味を持ち、北海道北見緑陵高校に進学後、演劇部に入部。顧問の先生の指導や全国大会への出場で演劇の楽しさを知り、一層演劇にのめり込む。専門学生時代は「全国学生演劇祭」の実行委員会で総務部長を務めるなど制作方面から演劇に携わり、2022年、就職をきっかけに北見にUターン。「一人ではできなかったり、やりたいことがあったりするけど、始めるきっかけがない人を集めたら面白いことができるのでは」と、学生時代の仲間に声をかけ劇団旗揚げに至った。

 「高校の卒業公演で初めて脚本を執筆したがコロナ禍でやむなく公演中止になったので、脚本をお披露目するのは今回が初」と鈴木さん。「今回は20代前半の若いメンバーが中心の座組。人との関わりが足し算ではなく、かけ算で大きな力になっているので、若い感性やインプットを生かした勢いのある公演にしたい」と話す。「頭から爪先まで手を抜かずに取り組んでいる。まずは一度舞台を見に来ていただき、当劇団のことを知ってもらえたら」と来場を呼びかける。

 上演は各日13時~14時と18時~19時。チケットは、一般=2,000円、学生(22歳まで)=1,000円。予約はウェブサイトと電話で受け付ける(全席予約制)。

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