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遠軽に訪問看護ステーション「コネクト」 看護師・理学療法士が療養生活補助

在籍スタッフ

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 訪問看護ステーション「CONNECT(コネクト)」(遠軽町大通南1)が4月3日、JR遠軽駅近くの大通りにオープンした。遠軽町の訪問看護ステーションは同ステーションで2カ所目、理学療法士が在籍するのは初となる。

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 訪問看護は、主治医やケアマネジャーの指示の下、看護師が患者の自宅を訪問して医療処置を行うサービス。同ステーションでは看護師3人、理学療法士1人の4人体制で遠軽町・湧別町・佐呂間町地域の患者宅を訪問して「症状の観察」「服薬管理」「リハビリテーション」などを行い、自宅での療養生活をサポートする。

 社長は札幌市出身の小畑有輝さん。札幌医療福祉デジタル専門学校を卒業後、札幌市内の病院で理学療法士として勤務する。2018(平成30)年に遠軽厚生病院に入職したことをきっかけに同市へ転居。都心部と郊外で退院後の生活をサポートする医療サービスに大きく格差があることを知り、「小さい町だからこそ地域全体で患者のサポートができたら」と同市に訪問看護ステーションを開くことを決意した。

 「専門学校卒業以来ずっと理学療法士として働いてきたが、病院勤務だったので訪問看護の経験は全くなかった」と小畑さん。「実学で訪問看護を知るため、2021年に一時的に札幌へUターンし、訪問看護ステーションに勤務して専門的な知識を学んだ」と話す。

 今後については、「将来的にはオホーツク全域にサービスを届けたい」と笑顔を見せる。「遠軽から社会資源を充実させることで、オホーツク地域の医療課題解決の一翼を担えたら」とも。

 営業時間は8時30分~17時。土曜・日曜定休。

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