「フリーアートパーティー」が9月30日、北見市民会館(北見市常磐町2)で行われた。
障がいや能力の有無に関係なく楽しむことのできる同イベント。当日は高校生ボランティアを含む20人のスタッフと60人の親子が参加した。
会場には日本テレビ「24時間テレビ」のドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」で話題になった「ダストレスチョーク・キットパス」を使って幅10メートルの壁に自由に絵を描くスペースのほか、「スライム作り」や、糸電話の糸の部分を風船にした「風船電話作り」などのワークショップを用意した。
開催のきっかけについて、実行委員長の小川由規子さんは「子どもの発達や障がいで悩んでいる親に『障がい=かわいそう』ではないということを伝えたいと思った」と話す。
参加者からは「人生で一番楽しかった」「透明なスライムに色をつけるのが楽しかった」などの声が聞かれた。
小川さんは「当イベントは誰でも楽しめるように、難易度を下げて自由度を上げている」と話す。「毎回たくさんの子どもたちに楽しんでもらっているので、今後も継続していきたい」とも。