北見地区消防組合消防本部(北見市寿町2)で7月6日、消火器や放水体験ができる「きたみ消防えきすぽ」が開かれる。
現在の消防本部庁舎が完成した2017(平成29)年以来、一般に開放するイベントの実施は初めて。庁舎内を回りながら火災予防や避難方法、救急措置などを体験してもらうことを目的に実施する。
当日は放水体験をはじめ、AEDの使い方や心臓マッサージの方法を学ぶ救急体験、ゲーム形式で正しい応答を身につける119番通報体験を行うほか、マクドナルドのキャラクター「ドナルド」と一緒に煙から身を守り避難する訓練や、庁舎の1~4階を巡ってシールを集めるとカプセルトイに挑戦できるシールラリーなど親子で楽しめる企画も行う。
同本部予防保安担当係長の飯田ちひろさんは「夏はキャンプや花火で火を使う機会が増える。火災予防の正しい知識を知ってほしい」と話す。
開催時間は10時~12時。ドナルドの来場は10時30分を予定。入場無料。駐車場が限られるため、公共交通機関での来場を呼びかける。