学ぶ・知る

北見工大で大学祭 初音ミクライブや留学生の模擬店、花火は規模拡大へ

大学祭実行委員メンバー

大学祭実行委員メンバー

 北見工業大学(北見市公園町)で6月27日・28日、第63回北見工大大学祭「KIT Fes 63」が開かれる。

[広告]

 今年のテーマは「飛躍」。模擬店や校内企画、ステージ企画などに約40団体が参加する。大学祭実行委員長の伊豫部樹希さんは「北見の人たちと一緒に新しい時代を築き、世界へ飛躍していけるような大学祭にしたいという思いを込めた」と話す。

 講堂で行うステージ企画では、情報処理技術研究会による初音ミクの3DCGライブ「KimIToMIKU」を行う。アクリル板に映像を投影することで、キャラクターがその場で歌って踊っているかのようなステージが楽しめるという同ライブ。毎年恒例の人気企画だが、今年は一部の設備を一新。「これまで以上に迫力のある、パワーアップした演出を用意している」という。

 屋外ステージとアトリウムで行うステージ企画には、軽音楽部や吹奏楽部、ダンス部などが出演する。今年は新しく参加する団体が複数あるほか、尺八部の演奏には学生以外のメンバーも加わるという。北見工大放送局は、新しい試みとして独自のフリートーク企画を用意するなど、例年以上に多彩なプログラムを披露する。

 模擬店には19団体が出店。留学生による「ヌサンタラ亭」では、インドネシアのスープ料理「バクソ」や伝統的なデザート「エス・テレール」などを販売。中国の学生らによる「遠方の茶」では、本国から取り寄せた中国茶を振る舞うなど、国際色豊かなメニューが並ぶ予定。このほか、航空部がピザ窯を使って焼き上げる「航空ピザ」など、同大学ならではのメニューを提供する。

 研究室公開には18の研究室が参加。メタンハイドレートに触れる体験や燃焼実験のほか、室温の水が短時間で冷える「真空冷却」の仕組みを学ぶ実演、VR(仮想現実)を用いた体験など、来場者が実際に体験できる企画をそろえる。このほか、アルペンスキーの競技力向上を目指す研究や、AIやデータ分析を用いたカーリングの研究など、同大が強みとする「特色ある研究分野」を公開する。

 校内企画には15団体が参加する。校内企画担当の常盤真央さんは「学生が撮影したオリジナル映画の上映や、イラストを用いたアクリルキーホルダーなどの販売のほか、トランポリン競技会や山岳部によるスポーツ体験、航空部のグライダーシミュレーター、ロボコン部によるロボット操縦体験など、来場者が実際に体を動かして楽しめる企画を幅広く用意する」と話す。

 初日の20時からは、同大敷地内のグラウンドで花火を打ち上げる。例年は道への申請手続きの都合などから75発にとどめていたが、今年は「見てくれる人に勇気を与えられたら」と、早い時期から調整を行い、昨年の約3倍となる216発を用意する。

 運営面での新しい取り組みとして、ウェブアプリを使った「物品管理システム」を開発した。IT部門長の吉田蒼将さんは「これまでは物品の貸し出し状況を全体で把握しきれず苦労することがあった。新しいシステムでオンライン上から貸し出し状況を可視化できるようにしたので、運営のミスを減らしてスムーズに進行できれば」と意気込む。

 伊豫部さんは「準備で地域の企業の方々と関わる中で、皆さんが『北見を、ここからどうやって良くしていくか』を真剣に考えていることを知り、僕たち学生も何かやらなければと感じた。北見で頑張っている学生の姿を見てもらい、少しでも地域の活力になれば」と来場を呼びかける。「これから進学を考えている人たちには、ここに来ればいろいろなことができるというメッセージを発信したい」とも。

 両日の夕方には「グリーンズ北見」のきーたんグッズや「北見ハッカ通商」のアイス引換券など、地元協賛企業提供の賞品が当たるビンゴ大会を行う。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL