小中学生を対象とした「道東世界 演劇部U-18」の演劇体験会が6月4日、北ガス市民ホール(北見市常盤町2)で開かれた。
「道東世界」は、映像制作など多岐にわたる文化活動の展開を見据えたグループ。今年1月、北見市で進められている中学校部活動の地域移行の受け皿となることを目指し、「演劇部」の中に「U-18(アンダー18)部門」を立ち上げた。
同団体は4月に開催したワークショップを機に、継続的な活動をスタート。これまで有志のグループとして活動してきたが、5月25日付けで正式に「地域クラブ活動」として北見市に認定された。
部活動の地域移行に向けた新たなスタートとして、「地域の子どもたちに演劇の楽しさを広く知ってもらい、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば」と体験会を企画。当日は小学6年生~中学2年生の3人が参加。ラジオ体操や発声練習のほか、鑑賞した舞台のワンシーンを取り上げ、一番大切だと思うせりふや読み方を発表し合う「脚本読み」などを行った。
参加した中学1年の小林桃音さんは「演劇は、自分自身ではない、他の誰かの人生を歩むような感覚があって楽しい」、小学6年の長谷川太我さんは「もともと学校の劇で感情を込めて演じるのが得意だった。学校でチラシが配られてワークショップに参加してみたら、面白かった」と、それぞれ話していた。
地域クラブの認定について、代表の鈴木智也さんは「部活動がなくなる子どもたちをカバーできる場所を用意できた。認定は本格的な活動に向けた第一歩なので、ここからが本番」と話す。「演劇をやることで新しい自分や、学校では出会えなかった人たちとの出会いが必ずある。参加者はほとんどが初心者なので、気軽に演劇を楽しんでほしい」とも。
講師を務める仲野晃輝さんは「6月いっぱいまでは体験会として参加者を広く募集している。まずは1回だけの参加も歓迎なので、興味のある小・中学生はぜひ参加してほしい」と呼びかける。
今後の体験会は、6月18日・25日の17時~19時、14日・21日・28日の13時~16時、同ホールで行う。参加はLINEで受け付ける。7月以降は見学としての受け入れを予定。