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北見のカーリング場でボーカロイド公式グッズ配布 限定デザイン用意

市内に設置されている「オホーツク観光大使 結月ゆかり」の等身大パネル

市内に設置されている「オホーツク観光大使 結月ゆかり」の等身大パネル

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 北見のカーリング場「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」(北見市柏陽町)で12月28日から、カーリングをイメージしたデザインのスマートフォンケース3種類が配布される。

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 配布するのはiPhone12・13用のプラスチック製ケース。3種類のうち2種類は2017(平成29)年に第17代オホーツク観光大使に任命されたバーチャルアイドルボーカロイド「オホーツク観光大使 結月ゆかり(VOCALOMAKETS監修)」とカーリングがコラボした限定デザインになっている。各30個を用意し、同施設でアンケートに回答すると1人1個を受け取れる。

 同イベントを企画したのは、北見工業大学の講義「観光マネジメント工学」を受講する学生5人。今期の同講義では「カーリングホールを北見の観光資源として生かすためには」をテーマに実学でマネジメントを学んでおり、講義の一環でPRプロジェクトを発足した。

 今回のグッズは「オホーツクで知名度の高いキャラクターを起用することで観光のきっかけになれば」とライセンスを取得した「公式グッズ」として配布する。プロジェクトメンバーの岸本和磨さんは「北見が『カーリングの街』というのは有名だが、2020年にオープンしたこの施設の認知度はまだまだ低い。当企画をきっかけに、観光やカーリング体験を楽しんでもらえたら」と話す。

 講義を担当する同大の桝井文人教授は「この施設には土産として購入できるグッズが少ない。今回の反響やアンケートを元にグッズ事業が進めば、利用者の増加につながる可能性もある」と期待を込める。「今後はバーチャルアイドルのAIボイスを使った館内放送なども検討している。キャラクターをきっかけに北見市を訪れて魅力を知ってもらえたら」とも。

 配布予定日は12月28日と1月4日~9日。10時~22時。なくなり次第終了。

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