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訓子府で「牧場ミニマラソン」 目的別2部門で年に一度の制限エリア走る

訓子府町でまちづくりを手がける「ぷ」のメンバー

訓子府町でまちづくりを手がける「ぷ」のメンバー

 訓子府町の共同利用模範牧場(訓子府町美園)で9月6日、マラソン大会「第3回くんねっぷ牧場ミニマラソン」が開かれる。

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 主催は、訓子府町でまちづくりを手がける「ぷ」(仲町)。同社は1月に設立された、行政出資・民間経営のまちづくり会社。閉店した「スナックローゼ」をリノベーションし、シェアキッチンやゲストハウスを備えた交流拠点として運営するほか、創業78年の老舗「末広ストアー」を事業承継するなど、町に残る大切な場所や歴史を受け継ぎながら新たなにぎわいづくりを進めている。

 防疫や安全上の理由から普段は一般の立ち入りが制限されている「共同利用模範牧場」を会場にする同大会。一昨年に開催した第1回では全国から66人が参加。昨年の第2回は当日の荒天により中止を余儀なくされたが、「またやってほしい」という参加者から声に後押しされ、今回の「リベンジ開催」を決めたという。

 3回目の今回は、ランナーの要望を反映し、「目的別2部門制」を初めて導入する。本格的なクロスカントリーを楽しみたい人向けの「大草原ワイルドラン16キロ」は、平たんな場所がほぼない、トレイルランニングさながらの起伏に富んだ未舗装路を2周する。

 景色やコンテンツを楽しみたい人向けの「牧場満喫マラニック8キロ」は、スタートと同時に生クリームを振って「手作りバター」を仕込む演出を用意。さらに、大雪山や雌阿寒岳が見える絶景スポットでの「ピンクの扉」や顔はめパネルによる写真撮影、輪投げ、テンガロンハット・スローなど、コンテンツを楽しみながらのんびりとゴールを目指す。

 ゴール後は、自作したバター(16キロ走者には運営が用意)と「菅野養蜂場」の蜂蜜をクラッカーにのせた「訓子府マリアージュ」を味わえるほか、訓子府産のタマネギやジャガイモを使った特製シチュー、地元乳業メーカー「ミルククラウン」の牛乳などを、その場で提供する。

 参加特典として「訓子府温泉」の無料入浴券、オリジナル牧場タオル、協賛企業からの食品土産なども用意する。

 脇坂真吏社長は「町を散策した際、模範牧場の壮大な景色に深く感動したことが企画のきっかけ」と振り返る。「牧場内を巡回するための管理用道路が1周8キロあったことから、マラソン大会を着想した。年に一度しか入れない牧場を走る唯一無二の体験をフックに、観光名所がない同町に新たな人の流れを作れたら」と話す。

 インスタグラムに投稿した告知動画は7月22日現在、4万回以上再生されている。「『幻の牧場を走れるイベント』として話題を集めており、道内外問わず全国から申し込みいただいている」と脇坂さん。「牧場の一部をコースに組み込んだ大会はあるが、牧場の中だけを走って完結するマラソン大会はかなり珍しい。イベントを通じて、町を支える酪農業や農業のすごさを体感し、知ってもらうきっかけになれば」と参加を呼びかける。

 開催時間は11時20分~16時(13時号砲)。一般の車は牧場に入れないため、当日は集合場所から専用バスで往復送迎する。参加費は3,500円。定員は先着100人。専用予約ページで受け付ける。

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