北見の「カイダ企画」(北見市大通西3)が10月1日、ライフスタイルブランド「SOWN(ソウン)」を立ち上げた。
「愛する人に手渡せるものだけを」をコンセプトに、第1弾商品として「SOWN ハンドクリーム 01-magnolia」(70グラム=5,280円)と、「SOWN ネイルオイルジェル 01-magnolia」(10グラム=4,950円)を展開する。
ハンドクリームは「保湿感がありながらベタつきやぬるつきを抑えたテクスチャーが特徴」といい、ネイルオイルジェルは液だれしにくいジェル状で、指回りの保湿ケアに使いやすいよう仕上げた。
両商品とも、シアバターやアルガンオイルのほか、岩見沢市の有機JAS農園で栽培されたハーブのエキスを配合。パラベンやエタノール、合成着色剤、シリコン、動物由来原料などを使用していないという。
香りはユズやベルガモットなどのかんきつ系から、ヒバやヒノキなどのウッディーな香りへに「滑らかに移り変わるよう」微調整を重ねた。
製造や輸送の工程も可能な限り道内で進めることで、環境負荷の低減を図る。容器チューブにはバイオマスプラスチックを採用。外箱には北海道産エゾマツの端材を活用した「エゾマツクラフト」を使っている。
社長の妻木馨子さんは神奈川県出身。10年以上にわたり化粧品業界で製造や企画などに従事し、2025年に夫の地元である北見市へ移住。一次産業が盛んな地域で自然の恵みに触れる中で「これまで恵みを受け取る側だったが、次は自分が未来へ向けた種まきをする側になりたい」と、自身の経験を生かしたブランドの立ち上げを決意した。
ブランド名は「種をまく」を意味する英語「SOW」に由来し、ロゴの文字はドットではなく一つ一つ形の異なる「種」の形を使ってデザインしている。土に見立てた茶色のパッケージの外箱には花が咲くイラストをあしらい、ブランドの世界観を表現した。
発売に先立ち、9月19日には東京・明治神宮前でポップアップイベントを開催。会場には子育てや家事などで手元を使う機会が多い20代~40代を中心に多くの人が訪れ、「ありそうでなかった香り」「心が安らぐ」と好評を得た。
今後は、ルームフレグランスやハンドソープなど「日常に寄り添う商品」の展開も予定しているという。妻木さんは「大切な人を思うことは、その人の未来を考えること。自分用はもちろん、大切な人へのプレゼントにも使ってもらえたら」と話す。「背景にある思いは真面目だが、難しく考えずに『良い香りの商品だな』と気軽に手に取ってもらえれば」とも。
公式ECサイトで販売する。販売は11時から。