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北見カーリングチーム、世界目指しジュニアアスリート養成講座

ショットの練習をする参加者

ショットの練習をする参加者

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 北見のカーリングチーム「KiT CURLING CLUB(キットカーリングクラブ)」(以下、KiT)が3月12日、ジュニアアスリートの育成活動「未来のKiT養成講座」を「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」(北見市柏陽町)で開催した。

「きーたん」と「KiT」の選手と参加者たち

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 同チームは2018(平成30)年、北見で活動する社会人・学生で結成された男子カーリングチーム。チーム名の「KiT」は活動拠点の北見(Kitami)と「きっと(KiT)五輪で金メダルを取る」という五輪に対する強い気持ちを込めた。2月に行われた第40回日本カーリング選手権大会では「北見協会」で出場し準優勝した。

 養成講座は北見市内の小・中学生向けに行い、今回は小学5年~中学3年の7人が参加。「地域貢献と選手をいつまでもできることではなく、次世代が北見から世界へ出るために始めた」という。

 当日は、ストーンを投げる練習やスイープを指導。2チームに分かれて各チームにKiTの選手が入り実戦形式での試合を行った。試合後は会議室で子どもたちの質問にも対応。グリーンズ北見(大正)のキャラクター「きーたん」も駆けつけ、オニオンスープを配って子どもたちを喜ばせた。

 参加した松江祥太君は「普段からKiTの選手は身近にいたが、聞くことができずにいた。これからは聞いていきたい。今日はいろいろ教わり上達のきっかけになった」と笑顔を見せる。

 KiTの三浦善也さんは「普段ジュニアとの交流がなかったので教えられる機会が作れて良かった。明日以降、プラスになれば」と期待を込め、目黒良太さんは「みんな上手だなと感じた。一方でポテンシャルを持っていながら知らないことが多いので、今後も僕らが育成を続けることで底上げできると実感できた」と振り返る。臼井槙吾さんは「みんな意欲的に取り組んでくれて教えやすかった。その上で自分たちもうまく教えられるようカリキュラムを作りたい」と話す。

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