女満別空港の滑走路を舞台に、バス移動で夜の空間で宇宙のスケール感を体感する「冬の滑走路宇宙ツアー」が11月6日に行われる。
津別峠などでガイドを手がける上野真司さんらが中心となり、北海道エアポートが主催。NPO法人森のこだまが運営協力して展開する体験型ツアー「星空&宇宙案内ツアー」の一環。通常は入れない夜間の滑走路を活用し、天体観測やスケール模型を通して地球の大切さや宇宙の広がりを伝える。
ツアー発足のきっかけは10年前、上野さんが津別峠での悪天候時プログラムから「実際の距離感で模型や光を並べたい」と構想したこと。国交省や空港関係者とのつながりから実現し、定員に即達する人気事業へと成長した。
今秋は「秋のムーンナイト宇宙ツアー」(2026年9月25日・定員60名)と、バス移動主体の冬の滑走路宇宙ツアー(11月6日・定員40名)を企画。航空灯火の演出やオニオンスープの提供も企画に組み込んだ。参加費は、大人8,000円(オホーツク地域割引6,000円)、小学生無料。開催時間は21時~23時30分で、上野さんのフェイスブックや公式ホームページなどから申し込める。
ガイドの上野さんは「かつての港が空港になり、将来は宇宙の港へ変わる。100年単位の物語を感じ、地球の大切さを実感してほしい」と語る。
今後は旅行会社との連携や他空港での展開も視野に入れつつ、天候に左右されない柔軟な運営で、地域に愛される名物ツアーを目指す。