津別町の大通地区コミュニティー施設「ウッドリーム」で9月20日、「アイリッシュ音楽の夕べ」が開催された。アイリッシュフルート奏者の安井マリさんが出演。素朴で懐かしさも感じさせるアイリッシュ音楽の音色で、訪れた観客を魅了した。
今回のイベントが実現したきっかけは、出演者の安井さんが北見市にある「ピアソン記念館」を訪れたことだった。キリスト教(プロテスタント)の信者である安井さんが、かつて宣教師として活動したピアソン夫妻の記念館を観光で訪れた際、館内に展示されていた古いオルガンや聖書、讃美歌の額に感銘を受け、持参していたフルートで即興演奏を行った。その音色に深く感動した記念館関係者から「ぜひここで演奏してほしい」と声をかけられたという。
依頼を喜んで受け入れた安井さんと、30年来の知り合いで津別町でリコーダーサークルを立ち上げて活動する太田眞美さんの熱意が重なった。北海道つべつまちづくり会社の協力しも得て、今回の津別公演が実現した。
当日は、安井さん、太田さん(リコーダー)に加え、嶋本勇さん(ギター)が出演。「ロンドンデリー・エアー(ダニーボーイ)」や「ウォーター・イズ・ワイド」「アメイジンググレイス」などのクラシックの名曲や、親しみやすい名曲を披露した。
安井さんは「これからもずっと伝承していってほしいという思いと、アイルランドの笛、ティン・ホイッスルやアイリッシュ・フルートの音色をもっと知っていただきたい」と語った。