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北見のワッフル店「ドゥ・ワッフル」が5周年 道産食材でワッフル提供

店主の大矢朋さん

店主の大矢朋さん

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 北見の山下通りにあるワッフル店「Do Waffle!(ドゥ・ワッフル)」(北見市山下町2)が5月3日、キッチンカーでの移動販売を始めて5周年を迎えた。

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 店舗とキッチンカーの両方でワッフルを提供する同店。店舗面積は9平方メートルで、席数は6席。キッチンカーはワンボックスタイプの軽自動車で、どちらも店主の大矢朋さんが自らの手で改装した。

 滋賀県大津市出身の大矢さん。高校卒業後、北海学園北見大学(現北海商科大学)に進学して北見市に定住。映像制作会社の社長として仕事する傍ら、アジア圏で「北海道スイーツ」を販売する事業を手がけたいという思いが強くなる。そんな時、日本ではあまり見かけない「ブリュッセル風ベルギーワッフル」を知り、道産食材との相性の良さを感じて2017(平成29)年1月、市内のスイーツフェアに出店。手応えを感じたことから事業化を決意し、まずは北見の人を中心においしさを知ってもらえたらと同年5月3日、キッチンカーで営業を始めた。

 「オホーツクワッフル」は、ブリュッセル風ベルギーワッフルのレシピをベースに大矢さんがアレンジしたオリジナル商品。オホーツク産の小麦粉「きたほなみ」「春よ恋」、訓子府産の「くんねっぷ牛乳」を使って「外側はサックリと軽く、中はモチモチでしっとりした食感」に焼き上げているのが特徴だという。

 トッピングはバナナ、アーモンドダイス、ホイップクリームとチョコソースを使った定番の「バナナ」(680円)や、カナダ産の純メープルシロップにホイップクリームをのせてグラニュー糖で食感にアクセントを付けたという「メープルシュガー」(550円)、ホイップクリームの上にチョコチップをふんだんに盛り付けた「たっぷりチョコチップ」(550円)など約20種類を用意。店舗限定で提供している、1つのワッフルに2種類のトッピングを選べる「ハーフ&ハーフ」も人気だという。

 「スイーツフェアに出店した段階でレシピの大枠は決まっていたが、研究のために本場ベルギーに行ってレシピをブラッシュアップした」と大矢さん。「ベースのワッフル生地は甘さを控えめに、それでいて濃厚でリッチな味わいに仕上げている。老若男女問わず、甘いものは好きだが甘すぎるものは苦手という人にぜひ食べてみてほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~19時(日曜10時~18時)。月曜・火曜定休。6月4日・5日はディノスパーク北見(西三輪5)にキッチンカーで出店予定。

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