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北見の居酒屋「うし煮込み寺田屋」、開店から半年

店主の寺田航介さん

店主の寺田航介さん

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 居酒屋「牛農家直営・うし煮込み寺田屋」(北見市北3条西2)が北見にオープンして、4月2日で半年がたった。

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 「牛農家直営・うし煮込み磯田屋」(札幌市西区)のフランチャイズとしてオープンした同店。テーブル6卓24席、カウンター5席の計29席を用意する。

 店主は北見市出身の寺田航介さん。旭川市立大学を卒業後、北見市にUターン就職した寺田さん。縁あって23歳のときに地元のカフェの店長を任される。その後、25歳のときに韓国焼き肉「ニューテサグリ」(北3条西3)の店長に就任し、その後、店主に。10月2日には同店を開いた。現在は両店の店主兼店長として店を切り盛りしている。

 看板メニューは牛モツを使ったみそベースの「煮込み」(500円)。牛の小腸、シマチョウ、マルチョウ、センマイなどのホルモンとニンジン、ゴボウ、大根、コンニャクを煮込んだ一品で、「酒に合うこってりした味付けに仕上がっている」という。

 牛の盲腸を使った「牛モツ生ポン酢」(700円)は、「軽く湯通ししただけの『ほぼ生』の状態で提供する。新鮮な牛モツの食感を楽しんでもらえたら」と話す。

 提供するトッピングの「生卵」(150円)は寺田さんの父が経営する「寺田農園」から仕入れる。「平飼いで飼育された鶏からとれた卵で、黄身が黄色く濃厚な味わいが特徴」と寺田さん。「牛めし(600円)によく合うので一緒に注文してもらえたら」とも。

 寺田さんは「ニューテサグリから当店を知った方、本店の磯田屋から来た方、出張客など、幅広い層のお客さまに利用いただいている」と話す。「生ビールや麦焼酎、芋焼酎などアルコール類の価格をリーズナブルに設定しているので、煮込み料理プラス居酒屋の雰囲気を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

 「お客さまとのコミュニケーションを大切にしながら意見を吸収するよう心がけてきて、おいしいと言っていただける機会が増えてきた。好評の『寺田屋お薦めメニュー』も続けていく予定」と寺田さん。「今後は北見以外にも店が出せるよう挑戦していきたい」と意気込む。

 営業時間は18時~翌2時。水曜定休。

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