Tシャツやパーカ、トートバッグなどのプリントサービスを手がける「クラフト工房 こうさくしつ」(北見市山下町3)がオープンして、9月1日で5年がたった。
オリジナルグッズ制作を1点から受け付ける同店。Tシャツは3,000円程度から制作できるほか、缶バッジ(44ミリ、440円)、ラミネート仕様のシール(A4サイズで4センチの丸シール24枚、880円)などを提供する。
プリントするデザインはデータでの持ち込みが基本だが、手描きのイラストをスキャンしてデータ化し、プリントすることもできる。店主の佐藤昌光さんは「実際にプリントする前に完成イメージの画像を確認してもらう。イメージを一度見てもらうことで、プリントする位置やサイズをお客さま自身が細かく微調整できるよう工夫している。少しでも希望の仕上がりに近づけられたら」と話す。
佐藤さんは小清水町出身。かつて建築用の青図コピーやデータ作成、看板データ作成などを手がける会社でデジタル処理などに携わっていたが、コロナ禍を機に退職。「手元にある設備や知識を生かせれば」と、プリントサービスをメインとした同店を立ち上げた。
オープン当初は布製品への印刷が中心だったが、徐々に扱う製品を増やし、現在はあんどんやレーザー彫刻の名刺立て、QRコードのゴム印化など、店舗向け商品の相談にも応じる。「最近では要望を受け、キッチンカーの屋根に取り付ける光る看板を制作した」と佐藤さん。「メニューにないものも制作できる場合があるので、『こんなもの作れるかな?』と気軽に相談してもらえたら」と呼びかける。
北見のご当地ヒーロー「ミントリガー」の「友人」でもある佐藤さん。ミントリガープロジェクト事務局を兼ねた同店では毎年、公式カレンダー(900円)の制作・販売も手がけている。
「店やプリントサービスのことを、より多くの人に知ってもらえたら」と、地域のイベントへの出店にも精力的に取り組む。イベントではオリジナルグッズの販売のほか、その場で描いたイラストをスキャンし、缶バッジなどのグッズに仕上げるサービスを提供し、親子連れを中心に好評を得ているという。今後は9月21日にサンドーム北見(東三輪5)で開かれる「オホーツクサブカルEXPO」、9月27日に幼稚園カフェ(川沿町)のイベント「癒やしの時間」に出店を予定する。
ホームページを持たず、口コミや紹介を中心に親しまれてきた同店。5年の歩みを振り返り、「お客さまに支えられてやってこられた」と佐藤さん。「『こんなものを作ってみたい』と思ったものがあれば、実際に作るかどうかは別として、まずは気軽に相談してもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は11時~16時。日曜定休。