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北見に焼き肉店「肉のきくゑ」 カウンターメインで「おひとりさま」歓迎

店主の熊谷志麻さんは「カウンターに座ったら初めての人でも気軽に話かけてもらえたら」と話す

店主の熊谷志麻さんは「カウンターに座ったら初めての人でも気軽に話かけてもらえたら」と話す

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 焼き肉店「肉のきくゑ」(北見市とん田西町)が南大通りの近くの住宅街にオープンして、11月29日で1カ月を迎えた。

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 自宅1階を店舗にしている同店。約10坪の店内にカウンター5席、テーブル2卓の計13席を用意。「ひとり飲みのお客さまに焼き肉を楽しんでもらえたら」とカウンター席を充実させた。

 店主は北見出身の熊谷志麻さん。看護助手として市内病院に勤務していたが、「いつか飲食店経営をしたい」と考え、14年前に自宅を建てる際に店舗兼住宅として使えるよう1階の一部に店舗スペースを用意した。

 住宅完成時点は喫茶店を想定していたが、趣味である「ひとり飲みでの飲食店巡り」を楽しむうちに、「自分が大好きな焼き肉とビールの店ができたら」と考えるようになり、市が主催する「創業者フォローアップ個別相談会」を訪れ出店を決意。長年の夢だった飲食店経営を始めた。

 熊谷さん「お薦め」メニューは肉のジューシーさを楽しめるよう手切りした「牛サガリ」(1,188円)、柔らかい食感が特徴の「大腸ホルモン」(605円)、しっかりとした下味と食感の「塩レモンホルモン」(715円)など。

 店名は熊谷さんの祖母の名前に由来する。「祖母が亡くなるまでに大した孝行ができなかったので、祖母の名前で始めた店を繁盛させて孝行にできたらと思い名付けた」と話す。

 「『肉と米がうまい店』をコンセプトに始めたので、米にもこだわって『ゆめぴりか』を使っている」と熊谷さん。「当店は『おひとりさま』での来店を歓迎。たった13席の店だが、『大人隠れ家焼き肉』の店としてアットホームな雰囲気の中で、ゆっくりと酒と肉を楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。

 営業時間は17時~21時。月曜・火曜定休。

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