北見の山下通りにあるハワイアンカフェ「OluHale（オルハレ）」（北見市北進町3）が6月22日で1周年を迎える。経営はAsixteen（北進町3）。

　白とミントブルーを基調にした明るい外装が特徴の同店。店内にはテーブル10卓とカウンターの計24席を用意し、ハワイ料理やハワイをイメージしたドリンクなどを提供する。

　店主は北見出身の藤島弘奈さん。高校卒業後は市内の飲食店に就職して接客業に従事。人と話す仕事にやりがいを感じていたが、旅行や外出を制限された終わりの見えないコロナ禍での生活に漫然とした不安を覚えるようになる。そうした中、子育てが一段落したことをきっかけに「自分の店を持ちたい」というかねての夢と「コロナ禍で気軽に旅行できない時世でもハワイ気分を味わってもらえたら」という思いが合わさり、ハワイアンカフェの出店を決意した。

　モーニングメニューは、約30種類のドリンク（280～550円）の注文客に「トースト（ゆで卵または目玉焼き付き）」または北見のご当地グルメ「目丼」をイメージした「サニーボウル」を無料でサービスする（ソフトドリンク注文の場合は100円追加）。

　ランチメニューは、180グラムのハンバーグにデミグラスソースと目玉焼きを合わせた「ロコモコ」（1,190円）や、ベーコンとポーチドエッグのマフィンに黄卵・バター・パイナップル果汁を合わせた特製ソースをかけた「エッグベネディクト」（990円）、皮ごと食べられるソフトシェルシュリンプを使った「ガーリックシュリンプ」（1,390円）などを提供するほか、「ロコモコチキンプレート」「フライドサイミン」「ロコモコボウル」の3種類からメインを選べる数量限定の「バリューランチ（ドリンク付き）」（990円）などが人気だという。

　デザートには甘さを控えたパンケーキ生地にたっぷりのフルーツとホイップクリームをトッピングした「オルハレパンケーキ」（1,290円）やハワイの定番フードだという「アサイーボウル」、オリゴ糖を使って甘さを調整した6種類の「スムージー」（各880円）を用意する。

　「ハワイは私にとって明るくて陽気な憧れの場所」と藤島さん。「店名はハワイの言葉で『快適な場所・家』という意味。お客さまにくつろいでもらえるよう各席には電源を準備している。ゆっくりくつろいでいただければ」と笑顔を見せる。

　営業時間は9時～16時（モーニング＝9時～11時、ランチ＝11時～16時）。木曜定休。